徒然日記20251212/📘【読書/読後感】 継承される愛と人生の物語/原田ひ香:古本食堂


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読み聞かせ読後?感第3弾は原田ひ香さんの「古本食堂」です。

この作品は、亡き兄・滋郎さんが営んでいた神保町の「鷹島古書店」を、妹の珊瑚さん(70代)が継ぎ、親戚の美希喜(20代)と共に切り盛りしていく中で、本と食、そして人々の人生が交差する温かく、心地良い読後感を残す物語でした。

珊瑚さんの兄、滋郎さんの「秘密」が深める物語の奥行き

読後感を特徴づける重要な要素の一つは、急逝した兄・滋郎さんの抱えていた自身が同性愛者(ゲイ)であったという秘密、そして昔の恋話だと思います。

滋郎さんの人生の受容:物語は珊瑚さんが兄の古書店とビルを相続することから始まりますが、同時に珊瑚さんは、兄が生きてきた道やそこで育まれた愛の形にも触れることになります。

ロマンチックな描写: 亡くなったお兄さんの「昔の恋話」はさりげなく自然にとてもロマンチックに描かれています。このエピソードは、古書店という空間を、単に本を扱う場所だけとしてではなく、様々な形の人生や愛を静かに受け継いできた場所でもあったということを示しています。

「食」と「本」がもたらす心の充足

滋郎さんが残した古書店を舞台に、「食」と「本」の要素を描くところは原田ひ香さんならではだと思います。

本との運命的な出会い:お客さんの悩みを聞き、その人に合った本を勧める珊瑚さんの姿を通して、人生に必要な本は向こうからやってくる、というような本が持つ力や偶然の出会いの喜びが描かれています。

神保町の美味しい食:神保町の実在の店を思わせるカレーやてんぷらなどの美味しい料理が頻繁に登場します。登場人物がお腹を満たし、心が満たされる描写は、読書によって心が満たされる幸福感と重なり、多幸感のある読後感を生み出しています。

「さぼうる」や「いもや」、さらには京都のお惣菜料理の「狐兎」までが登場したのには驚きました。

優しい人情と未来への希望

珊瑚と美希喜という異なる世代の女性が、古書店を舞台にそれぞれの人生の課題と向き合い、少しずつ成長していく様子が描かれています。

登場人物やお店を訪れる人々の温かい人情が物語全体を包み込み、滋郎さんの築いた古書店が、本と人、人と人を繋ぐ「輪」となっていることが示されていました。

物語の後半は、珊瑚と美希喜の未来につながる内容で締めくくられており、全体を通して明るく、前向きな気持ちで読み終えることができます。

滋郎さんの背景が織り込まれることで、この作品は、本と食の楽しみだけでなく、多様な愛の形や人生の継承を優しく描いた、心に響く人間ドラマとして深く印象づけられる一冊となっていると思います。

原田ひ香:古本食堂

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今天也辛苦了
冷風颳得很厲害的一天
聽說明天也很冷
我不喜歡冷
原來大家都可以不一樣

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今日も一日お疲れさまでした。
冷たい風が強く吹く一日でした。
明日も寒いそうです。
寒いのは苦手です。
みんな違ってそれで良い。

諸々日記です

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🔸トレーニング 胸4肩1三頭筋2前腕1体幹5各3セット エアロバイク45分
🔸台湾中文 台湾華語単語さらなる2700(257〜260)、瞬発力25
🔸ピアノ 基礎エクササイズ、クラーマー=ビューロー:60の練習曲第7番、バッハ:平均律第1集第12番フーガ◯→第13番プレリュード、ショパン:エチュード作品25−12、ラヴェル:ソナチネl・ll・lll、シューマン:子供の情景4・5・8・12・13、バッハ:イタリア協奏曲
🔸運用 トヨタ 3,260(1,014)三菱UFJ 2,499(994)相鉄HD 2,760(2,183)東武鉄道 2,560(3,042)近鉄GHD 2,961.5(3,965)eMAXIS Slim米国株S&P500 39,236(12,058.45)全米株式インデックス・ファンド39,605(19,669、22,037)
🔸散歩/買いもの 住吉町〜若松町〜原町〜河田町〜薬王寺町 新宿伊勢丹へ
🔸歩数 15,342歩(18時現在)

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🔸夕ごはん カレーうどん、キャベツのおひたし・もやしナムル、KAVALANハイボール、半球水仙烏龍冷茶
🔸SNS Note:1記事投稿 YouTube:1動画投稿
🔸読書 越智月子:鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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