又吉直樹さんの「劇場」をオーディブルで聴きました。
少し前に読んだ『火花』がとても印象に残り、その流れで手に取った二作目です。
『火花』は、夢を追い続けた若手芸人たちの青春を描きながらも、最後には「もがいた時間は決して無駄ではなかった」と感じさせてくれる作品でした。
一方、『劇場』はもっと痛々しく、そして苦しい作品でした。
主人公・永田は、演劇という表現の世界に人生を懸けています。
表現者としての強いこだわりや承認欲求は理解できます。
何かを創る人なら、多かれ少なかれ誰もが持っているものなのでしょう。
しかし、その一方で、恋人であるサキに対する態度は、どうしても受け入れることができませんでした。
不器用というよりも、ただ甘えているだけ。
自分の弱さや未熟さを、最も近くで支えてくれる相手にぶつけてしまう。
愛情という名の身勝手さにしか見えませんでした。
正直に言えば、永田については「どうぞご自由に」という気持ちでした。
一方、その永田を最後まで信じ、支え続けたサキには胸が痛みました。
心を壊してしまうほど相手を思い続ける姿はあまりにも不憫です。
だからこそ、ラストシーンには少しだけ救われました。
又吉さん自身の願いも込められていたのかもしれませんが、あの終わり方によって、せめてサキだけはこれから心穏やかに生きていってほしいと素直に思えました。
今回のオーディブルでの朗読は豊原功補さんです。
ところが、これは少々残念でした。
東京出身だからということではないのでしょうが、関西弁の違和感が最後まで拭えませんでした。
特に青山とのメールのやり取りは内容そのものよりも、永田の関西弁が気になってしまい、黒板を爪で引っかく音を聞いているような感覚になりました。メールなのですから、あえて標準語で読んでも良かったのではないかと思うほどでした。
「火花」で堤真一さんの朗読にすっかり引き込まれていただけに、その差はどうしても感じてしまいました。
最後になりますが、この作品は考えさせられる一冊ではありました。
「火花」が夢を追い続ける人間の純粋さを描いた作品だとすれば、「劇場」は夢を追うことを理由に、大切な人を傷つけてしまう人間の弱さを描いた作品だったように思います。
才能や夢は人を輝かせることもあります。
しかし、それだけでは人を幸せにはできない。
そんな当たり前でありながら、とても重たいことを静かに突きつけられた作品でした。
読み終えた今、僕が願うことは一つだけです。
永田は好きに生きればいい。
でも、サキにはどうかこれから先、健やかに、そして心穏やかな人生を歩んでほしい。
その思いが、この作品を閉じたあとも一番強く残っています。
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今天也辛苦了
足球日本代表隊很遺憾
但是、我感受到了說出「優勝」的力度
原來大家都可以不一樣
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今日も一日お疲れさまでした。
サッカー日本代表残念でした。
でも、僕は「優勝」を口にする強さを感じました。
みんな違ってそれで良い。
諸々日記です
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🔸トレーニング 脚61体幹5各3セット エアロバイク45分
🔸台湾中文 台湾華語つぎへの1400、中国語フレーズ200、瞬間作文25、聞き流し122、毎日使う台湾中国語100
🔸ピアノ 基礎エクササイズ、クラマー/ビューロー60練習曲24番、バッハ:平均律第1集19番プレリュード、ショパン:エチュード25-4、リスト:スペイン狂詩曲
🔸運用 トヨタ 2,725(1,014)三菱UFJ 3,207(994)相鉄HD 2,485(2,183)東武鉄道 2,923.5(3,042)近鉄GHD 3,375(3,965)eMAXIS Slim米国株S&P500 43,713(12,058.45)全米株式インデックス・ファンド44,263(19,669、22,037)楽天マネーファンド(eMAXIS Slim米国株S&P500利確分流動性を振替)
🔸散歩/買いもの 日本橋、神田へ
🔸歩数 17,912歩(21時現在)
🔸夕ごはん 神田があどしたで
🔸SNS Note:1記事投稿
🔸読書 岡崎弘子:愛すべき文房具の世界、松本大:振り仮名があれば学力は上がるのか、小路幸也:オール・ユー・ニード・イズ・ラブ〜東京バンドワゴン(読了)、池井戸潤:ブティック

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